2009年 05月 17日
国産グッピーでも
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みなさん、こんばんは。熱帯魚担当のさいとうです。
まずは昨日入荷の南米便のご紹介から
お父ちゃんのブログですでにご紹介されていますが画像を
いれて少しばかり解説を・・・
ワイルドオスカー・リオマリア産
このところ人気のワイルドオスカー、アラグアイアの中上流域の支流
リオマリアと言う産地からの入荷でアマゾン下流域に多いクラッシピンニス種です。
(オスカーは以前は4種に分類されていましたが最近では アストロノータス・オセラートゥスと
アストロノータス・クラッシピンニスの2種に分類され、ペルーやコロンビアから来るアマゾン
上流域に A・オセラートゥスが多い)
元来、クラッシピンニス種の特徴である白のバンド状の柄の部分がやや青くなっている
のが面白く、頭がかなり丸いのが特徴です。最近ではまったく輸入されなくなってしまい
ましたがアマゾン河最下流の支流のひとつ、リオモジュ産のオスカーにどことなく
感じが似ています。産地的に近いこともありなにか関連性があるのでしょうか。
ただ、アラグアイアのタイプですが途中から枝分かれするトカンチンス産のタイプとは
学名的には一緒ですがまったく似ていないところも不思議ですね。
今回は1匹のみ入荷ですので気になる方はお早めに!
シャルレットテトラ
トカンチンスから入荷した新着の小型テトラです。尾びれの付け根のブラックスポットと
赤い尾びれが特徴でオスと思われる個体は尻ビレが大きく同じように赤くなります。
派手さはありませんが人気の出そうかテトラです。
ベネズエラロイヤルプレコ
今月、発売のアクアライフでも特集されていますパナクエの珍産地個体です。
ベネズエラからのロイヤルプレコは久々の入荷ですがコロンビア産の個体よりも
どちらかと言うとシングーから来るプラチナロイヤル(小さいときはロングスナウトの
インボイスで入荷することもあります。)に似ているといつも思うのですが最大の
特徴は尾びれのオレンジ(赤いときもあります。)の面積が大きいことです。
顔もやや細身で長いように感じますが・・・そこまで違うとはいえないかもしれません。
アクラライフでも目のつき方や背びれの角度、つき方で種の判別ができるような
ことも書いてありましたが各産地のパナクエを集めるのも面白いと思います。
そのほかにも
シーズンがスタートしたパンタナルから
ワイルドアピスト・トリファシアータ
が
ネグロから
ワイルドアピスト・エリザベサエトゥッカーノ産が入荷しました。
今年は例年にもなくアマゾンの水が多くネグロ上流も例外ではなく、
そろそろシーズンオフでもありネグロ水系のアピストも終わりそうですのでお早めに!
と昨日のちょっと気になった魚のご紹介でした。
そんでもってあまりブログで取り上げられないので
たまには国産グッピーを
本日、少数だけ入荷した
アルビノ・エンドラーズ
たぶん、BーBOX初入荷になると思うのですがあまり見かけないタイプだと思います。
尾がデルタになっていないタイプのグッピーは人気の分かれるところですが
水草水槽なんかにはすごく似合うし、目立つと思います。これはアルビノでも
ブドウ目と呼ばれるタイプで(ブドウ目アルビノはルチノーと呼び、
通常リアルレッドアイアルビノをアルビノとしましょうと言う説もあります。
もちろん、ブドウ目アルビノとリアルレッドアイアルビノでは遺伝的にちがう
ためこれらをかけると普通体色となります。)
ブドウ目アルビノのため体色にエンドラーズ特有のグリーンもほんのりありますが
これをリアルレッドアイアルビノで作るとグリーンの発色はきえて
もっとピンク色の体色になってしまうのでしょうか?
それはそれできれいだと思いますがあえて、ブドウ目アルビノにした作者の
意図が感じられる名魚だと思います。エンドラーズらしさを残しながらの
改良と言うのは意外と難しく、その上でも非常に評価が高い(生意気ですが・・・)
と思います。
続いて
アメリカンホワイトタキシード
ぱっと見、ドイツイエローと何が違うのと思われそうですが
タキシードの上に背びれ下から尾筒にかけてアメリカンホワイトの白い発色が
あるのが特徴であり、尾びれもドイツイエローがクリーム色に対して
きれいなピュアホワイトです。実は私、不勉強でしてアメリカンホワイトがどのように
遺伝するわからないのでこれをどのように素材として使えばいいか、なんとも
いえませんんがドイツイエローとの違いを出すためにもう一捻りはあっても
いいのかなと思います。もちろん、個体としてのよさはなかなかいいと思います。
と国産グッピーも意外と多くの水槽(36本)をご用意してお待ちしております。
今後は簡単な遺伝的なこともお話できればと思っております。
いつも南米便ばかりなので少し変化をつけてみました。
来週もがんばってみなさんに喜んでもらえるアイテムをご紹介して
いこうと思います。ご期待ください。
まずは昨日入荷の南米便のご紹介から
お父ちゃんのブログですでにご紹介されていますが画像を
いれて少しばかり解説を・・・
ワイルドオスカー・リオマリア産
このところ人気のワイルドオスカー、アラグアイアの中上流域の支流
リオマリアと言う産地からの入荷でアマゾン下流域に多いクラッシピンニス種です。
(オスカーは以前は4種に分類されていましたが最近では アストロノータス・オセラートゥスと
アストロノータス・クラッシピンニスの2種に分類され、ペルーやコロンビアから来るアマゾン
上流域に A・オセラートゥスが多い)
元来、クラッシピンニス種の特徴である白のバンド状の柄の部分がやや青くなっている
のが面白く、頭がかなり丸いのが特徴です。最近ではまったく輸入されなくなってしまい
ましたがアマゾン河最下流の支流のひとつ、リオモジュ産のオスカーにどことなく
感じが似ています。産地的に近いこともありなにか関連性があるのでしょうか。
ただ、アラグアイアのタイプですが途中から枝分かれするトカンチンス産のタイプとは
学名的には一緒ですがまったく似ていないところも不思議ですね。
今回は1匹のみ入荷ですので気になる方はお早めに!
シャルレットテトラ
トカンチンスから入荷した新着の小型テトラです。尾びれの付け根のブラックスポットと
赤い尾びれが特徴でオスと思われる個体は尻ビレが大きく同じように赤くなります。
派手さはありませんが人気の出そうかテトラです。
ベネズエラロイヤルプレコ
今月、発売のアクアライフでも特集されていますパナクエの珍産地個体です。
ベネズエラからのロイヤルプレコは久々の入荷ですがコロンビア産の個体よりも
どちらかと言うとシングーから来るプラチナロイヤル(小さいときはロングスナウトの
インボイスで入荷することもあります。)に似ているといつも思うのですが最大の
特徴は尾びれのオレンジ(赤いときもあります。)の面積が大きいことです。
顔もやや細身で長いように感じますが・・・そこまで違うとはいえないかもしれません。
アクラライフでも目のつき方や背びれの角度、つき方で種の判別ができるような
ことも書いてありましたが各産地のパナクエを集めるのも面白いと思います。
そのほかにも
シーズンがスタートしたパンタナルから
ワイルドアピスト・トリファシアータ
が
ネグロから
ワイルドアピスト・エリザベサエトゥッカーノ産が入荷しました。
今年は例年にもなくアマゾンの水が多くネグロ上流も例外ではなく、
そろそろシーズンオフでもありネグロ水系のアピストも終わりそうですのでお早めに!
と昨日のちょっと気になった魚のご紹介でした。
そんでもってあまりブログで取り上げられないので
たまには国産グッピーを
本日、少数だけ入荷した
アルビノ・エンドラーズ
たぶん、BーBOX初入荷になると思うのですがあまり見かけないタイプだと思います。
尾がデルタになっていないタイプのグッピーは人気の分かれるところですが
水草水槽なんかにはすごく似合うし、目立つと思います。これはアルビノでも
ブドウ目と呼ばれるタイプで(ブドウ目アルビノはルチノーと呼び、
通常リアルレッドアイアルビノをアルビノとしましょうと言う説もあります。
もちろん、ブドウ目アルビノとリアルレッドアイアルビノでは遺伝的にちがう
ためこれらをかけると普通体色となります。)
ブドウ目アルビノのため体色にエンドラーズ特有のグリーンもほんのりありますが
これをリアルレッドアイアルビノで作るとグリーンの発色はきえて
もっとピンク色の体色になってしまうのでしょうか?
それはそれできれいだと思いますがあえて、ブドウ目アルビノにした作者の
意図が感じられる名魚だと思います。エンドラーズらしさを残しながらの
改良と言うのは意外と難しく、その上でも非常に評価が高い(生意気ですが・・・)
と思います。
続いて
アメリカンホワイトタキシード
ぱっと見、ドイツイエローと何が違うのと思われそうですが
タキシードの上に背びれ下から尾筒にかけてアメリカンホワイトの白い発色が
あるのが特徴であり、尾びれもドイツイエローがクリーム色に対して
きれいなピュアホワイトです。実は私、不勉強でしてアメリカンホワイトがどのように
遺伝するわからないのでこれをどのように素材として使えばいいか、なんとも
いえませんんがドイツイエローとの違いを出すためにもう一捻りはあっても
いいのかなと思います。もちろん、個体としてのよさはなかなかいいと思います。
と国産グッピーも意外と多くの水槽(36本)をご用意してお待ちしております。
今後は簡単な遺伝的なこともお話できればと思っております。
いつも南米便ばかりなので少し変化をつけてみました。
来週もがんばってみなさんに喜んでもらえるアイテムをご紹介して
いこうと思います。ご期待ください。
by b-box_tropical
| 2009-05-17 23:14